旅への誘い



  乗り物別ツアー紹介(フェリー:概要)

 


本ページでは、長距離フェリーのツアー概要を紹介します。

フェリーには、本土と島との間を運行する短距離のものや、本州と北海道や九州を結ぶ長距離のものがありますが、本ページでは、長距離を結び、船内で宿泊もできるフェリーを利用するツアーを対象として紹介します。

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フェリーは、以前は自家用車やトラックを船で運ぶのが目的で、移動の間、人は広間で横になって仮眠をとる程度で、個室は少なかったですが、最近はフェリーの設備が豪華になり、個室も増え、食事も充実し、広く眺望も良い風呂でゆっくりできる等に伴い、車に関係ない旅行者が船旅を楽しむために利用することが多くなってきました。 特に最近では、全室 個室のフェリーも現れはじめました。
また、You Tubeでも、フェリー乗船体験の動画が多数登録されていますので、船内の雰囲気や、食事の内容、部屋の感じ等を知るうえでとても参考になります。

本格的クルージング(プールが付いていて、各種のショーも楽しめる)とまではいきませんが、時間に余裕があるひとには、飛行機や新幹線での移動とはまた違ったフェリーでの旅行の楽しみがあると思います。

<フェリーに関するニュース>
2022年3月3日 山口県の三菱重工業 下関造船所にて、日本初のLNG燃料フェリー「さんふらわあ くれない」の進水式がありました。
このフェリーは全長 約200mもあります。 今後内装工事を行い、2023年1月に就航予定で、現在の「わんふらわあ あいぼり」に置き換えられる予定です。

 長距離フェリー一覧

長距離のフェリーは、現在14の航路があります。
以下に、各航路及び主な船舶を紹介します。


 航路  主な船名、特徴等  備考(運航会社)
 関東  ⇔  北海道    
大洗 - 苫小牧   さんふらわあさっぽろ
さんふらわあふらの
 商船三井フェリー
関西等 ⇔ 北海道
名古屋 - 仙台 -苫小牧 いしかり
きそ
きたかみ

ニュー「きたかみ」(2019年1月25日 就航)
太平洋フェリー
関東 ⇔ 九州
東京 - 徳島 - 北九州 びざん
しまんと
オーシャン東九フェリー
オーシャントランス
 横須賀-新門司  はまゆう
それいゆ 
 東京九州フェリー(7月1日から運航開始)(下記参照)
関西等 ⇔ 九州
大阪 -志布志 きりしま
さつま
フェリーさんふらわあ
 泉大津 - 新門司  いずみ
ひびき

新造船「せっつ」(2020年3月10日 就航)
阪九フェリー 
 大阪 - 新門司    名門大洋フェリー
 大阪 - 別府    フェリーさんふらわあ
神戸 - 大分      フェリーさんふらわあ
 神戸 - 新門司  新造船「やまと」(2020年6月30日 就航)  阪九フェリー
 神戸 -宮崎    宮崎カーフェリー
北陸等(日本海側) ⇔ 北海道
舞鶴 - 小樽 はまなす
あかしあ
新日本海フェリー
 敦賀 - 苫小牧東  すずらん
すいせん
 新日本海フェリー
 新潟 - 小樽  らべんだ
あざれあ
 新日本海フェリー
 敦賀 - 新潟 - 秋田 - 苫小牧東  らいらっく
ゆうかり
 新日本海フェリー
沖縄 ⇔ 各地
鹿児島 -那覇 クイーンコーラルプラス
クイーンコーラルクロス
マリックスライン
鹿児島航路 (鹿児島 -那覇)
マルエーフェリー
東京航路 (東京-志布志 -那覇)
マルエーフェリー
阪九航路 (大阪-志布志 -那覇)
マルエーフェリー
北九州航路 (北九州 -那覇)
マルエーフェリー

<東京九州フェリーの概要>
・2021年7月1日 運航開始
・運航区間 横須賀港-新門司港(976km)
・運航時間 横須賀港発 23:45  新門司港着 翌日 21:00
       新門司港発 23:55  横須賀港着 翌日 20:45
・運航日  週6日(日曜日以外)
・料金  最小で 18,000円~(基本料金 12,000円 + ルームチャージ料金 6,000円)
     (車両料金は 4m未満で 35,000円 1名の運転者の基本料金を含む)
・レストランの他、レストラン横からオープンデッキにかけたエリアで、なんとBBQ(バーベキュー)コーナーまであります。
 バーベキューセットは一人前900円、二人前1,800円で手ごろです。他に、肉、野菜、ご飯、ビール等もあります。(利用時間は昼間です。)
・その他 ペットも一緒に宿泊できる部屋(ゲージ付?)、ペットを預けられるペットルーム、犬を散歩させるドッグフィールドもあります。
・船舶は「はまゆう」と「それいゆ」の2隻です。

約1年前の7月1日から運航を開始しましたが、運航開始直後から乗船旅行記が、You Tubeに多数登録されました。乗船場所へのアクセス方法、乗船前の食事処、船内の紹介等、非常に参考になります。
因みに、海が時化ると オープンデッキは閉鎖され、BBQは中止、大浴場を使用停止されたと紹介されていました。
逆に、天候が良いと、デッキにでて、風を受けながら海を眺め、また、ゆっくり、レストランで昼食、夕食等を楽しめます。
ただ、船の速度は約50Kmと結構早いので、デッキに出る場合は、風が強いので、身の回りの物が飛ばされない様注意が必要です。
また、車で時速50kmで走行している場合、窓を全てオープンにすると、非常に強い風を顔などに受けますが、それが周囲が広々としたフェリーのデッキ上だと、非常に強い風を身体全体で受けます。従って、船内よりは着るものを1枚追加する必要があります。
携帯は、他のフェリーでも同様ですが、陸地から離れている所を航行している場合は、通信ができません。

東京九州フェリーを利用するツアーは、本ページで紹介していますし、日本一周の行程の一部で乗船するツアーは「日本一周」のページで紹介しています。
     


 「長距離フェリー」利用ツアー企画概要

長距離フェリー利用のツアーの企画旅行会社とツアー概要を以下に紹介します。
尚、初日の出を眺めるフェリーのツアーは「初日の出ツアー」のページの中で紹介します。

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