私の旅行記(松江、出雲)
変更履歴
2013年 6月 旅行
本ページでは、私が、出雲市発のサンライズ出雲を利用するフリープランで、実際に松江と出雲大社を旅行した体験をご紹介します。
(出発は、平成25年6月の日曜日で、ホテル1泊、帰りは寝台列車で、東京には火曜日の朝帰着)
利用したツアーの概要 |
企画会社:近畿日本ツーリスト
ツアーの予約等
・パンフレット(パーソナリップ 春夏 パンフレットコード:F0W2003 2013年4月1日~9月30日出発)を見て、事前に第一、第二希望内容等を検討の上、近畿日本ツーリストの窓口に行って、予約を行いました。 窓口で、直接顔を会わせて色々細かく希望を伝えることが出来、予約完了までに1時間程度かかりましたが、納得のいく予約ができました。 対応された窓口の方も、こちらからの細かい要望に対応してくださり、よかったです。
・予約内容
JRセットプラン内の「ウエストプラン」
往路:東京-松江(新幹線+特急) (オプションでグリーン車利用)
復路:出雲市-東京(サンライズ出雲)(オプションでシングル利用)
ホテル:1泊2日朝食付き 松江東急イン(ツイン)
日程:6月の日曜日出発、火曜日朝 東京駅帰着
松江レイクライン一日乗車引換券付
松江、出雲大社、津和野のお休み処の利用券付
・料金 基本料金 ¥31,800
グリーン車 ¥ 4,000
寝台列車のシングル ¥ 4,500
早割り(21日以前予約) -¥ 700
合計 ¥39,600
・その他
寝台列車の部屋は、サンライズツインを希望しましたが、窓口の方の話では、サンライズツインは部屋数が少ないので、発売日にほぼ埋まってしまうとのことで、残念ながら予約はとれませんでした。
1日目の旅行(松江観光) |
- 往路の交通(東京⇒松江)
岡山駅で在来線に乗り換え、11:05発の特急に乗り、松江駅に13:36到着。
尚、在来線の特急には車内販売はありませんでした。
(東京駅から松江駅まで、約6時間でした。)
- 松江観光(堀川遊覧船、松江城、県立美術館での夕日鑑賞)
- 荷物の預け
ホテルのフロントで荷物を預けたい旨を話すと、有り難い事に、今からでも部屋は利用できるとの事でしたので、早速チェックインして、部屋に大きな荷物を置いて、最小限の荷物だけ持って観光に出掛けました。
最初、松江駅から東急インのホテルへ行くときに、少し戸惑いを感じました。
駅前には、普通の道路があり、ホテルは、その道路の反対側にあり、駅前から直ぐ目の前に見えるのですが、駅前の交差点には、歩行者用の横断歩道がなく、歩行者は駅前側で一度地下道へ降り、道路の下をくぐって、道路の反対側で、再度 地上に上がる必要がありました。地下道へのエレベータはありましたが、非常に不便に感じました。
- 松江レイクラインで昼食の店へ
松江レイクラインバスは、松江駅北口を出発し、松江城、小泉八雲記念館前、じんじ湖温泉駅、県立美術館前等の松江市内を約50分で巡るバスで、名所のガイドが流れるので、非常に便利なバスです。運行も20分間隔ですので、気ままに利用できます。
料金は、200円ですが、1日乗車券が500円ですので、途中で2箇所以上見学するのでしたら、1日乗車券が断然お得です。
さらに、レンクラインバスの1日乗車券があると、松江城の入場券、堀川遊覧船等の観光施設の入場料、利用料が、団体料金で利用できる特典もありますので、非常にお得です。
ただ、観光用のバスですので、運行時間帯は昼間で、季節により多少異なりますが、4月~9月は松江駅発が8:40~18:15であり、また、運行は一方向のみですので、運行方向とは逆方向の目的地に行く場合には、タクシー等の他の交通機関を利用した方が、時間的には早くなります。
- 堀川遊覧船
遊覧船は、15分間隔で出ており、約50分で一周してくる。また、船着場は、3ケ所有り、乗船券は、1,200円で1日乗り降り自由である。
我々は4人で旅行していたが、乗船券を買った時に、前の船が丁度出発したところだったので、次の出発まで暫らく時間があるな、と思いながら次の出港時間まで待っていると、係員の方が、「松江城を見学されるなら、特別に船を出しましょう。」と、親切にも4人だけ乗せて船を出してくれた。
遊覧船では船頭が船をゆっくり進めながら、観光案内をしてくれる。途中、低い橋の下を通過するときは、船の簡単な屋根を下げるので、我々も、身を屈めて通過するのを待つ。
我々が、松江城を見学するとからと、船を多少早く進め、大手前へ着けてくれた。下船するときに、「ここの最終時刻は、17:00なので、それまでに乗船の手続きをする様に」と丁寧に説明してくれた。
(最終時刻は、月によって変わり、7月は18:00とのことでした。)
松江城は、国の重要文化財に指定されており、観光用に再建されたものではなく、昔の城がそのまま現在まで保存されている城です。
内部には、鎧兜等が展示されており、急な階段を6階ぐらい登って行くと、天守閣から松江市内が一望できます。
城の周囲も整備されており、美しい庭が広がっており、是非お勧めです。
松江城を見学した後は、結局は、再度 堀川遊覧船には乗らず、近くで買い物してから、再度レイクラインバスに乗り、県立美術館に向った。
<<松江城の写真>>

- 県立美術館
県立美術館の前は、宍道湖に映える夕日が美しい観光スポットです。
レイクラインバスを降りたのは、18:00頃で、当日の日の入りの時刻が19:30頃であり、日の入りまで時間があったので、県立美術館の中にある、イタリアンレストランの「ベッキオロッソ」でワインを飲みながら、目の前の宍道湖をゆっくり眺めて時間を過ごしました。 天気は、やや曇りで、雲の間から薄日が差す感じでしたが、安らぎの時でした。
日の入りが近くなった時に、幸運にも雲の下から太陽が顔を出したので、急いで、建物の外に出て、思いっきり宍道湖に映える夕日を拝むことができました。
<<宍道湖の夕日>>

- その他
2日目の旅行(出雲大社観光) |
- ホテルから出雲大社へ(一畑電車を利用)
ホテルの朝食はバイキングで、思ったより内容も充実しており、また、席も多くあり、ゆっくりと食事することができました。
朝食後、タクシーを呼んでもらい、一畑電車のしんじ湖温泉駅まで行きました。
平日の朝なので、車が渋滞するかと心配しましたが、渋滞もなくホテルから10分程度で着きました。
松江市内のタクシーは初乗りが560円程度なので、4人で利用の場合、10分程度の距離だと路線バスを利用するのと同じくらいの料金です。
今日は、一畑電車を3回利用する予定なので、1日乗車券(1,500円)を購入しました。
しんじ湖温泉駅 8:57発 出雲市駅行きの電車に乗り、進行方向左側に宍道湖を眺めながら、約1時間で、出雲大社前駅まで行きます。
一畑電車は、途中でスイッチバックがあり、進行方向が変わります。
また、通常は、しんじ湖温泉駅発の電車は、出雲市駅行きであり、出雲大社へ観光に行く場合、途中の川跡駅で出雲大社前行きの電車に乗り換えます。
一畑電車の運行は、朝晩の通勤時間帯は30分程度の間隔ですが、日中は1時間程度の間隔ですので、時刻表を十分確認して行動計画を立てる必要があります。
<<一畑電車 しんじ湖温泉駅にて>>

<<一畑電車の京王線の復刻版(向って右側の電車)(雲州平田駅にて>>

- 一畑電車の体験運転
実施は、毎週金、土、日曜日で、車両はデハニ50形を使用します。1日コース、2日コース等あり、費用は8,000円~13,000円です。 申し込み等の詳細は、一畑電車のホームページに記載されています。
尚、中学生が体験運転できるツアーを近畿日本ツーリストが企画しています。
期間は、平成25年7月、8月の一部の日です。
- 出雲大社参拝
一畑電車では、以前 東京の京王線を走っていた車両が多く走っています。
また、丁度 旅行したとき、京王線のカラーの復刻版の車両があり、非常に懐かしく感じました。
出雲大社前に、9:58に到着し、大きな荷物は駅のコインロッカーに預け、出雲大社観光に向いました。
出雲大社前駅から、出雲大社の正門の鳥居までは徒歩5分程度ですが、その神門通りは広くて奇麗に整備されています。
また、駅から拝殿まででもゆっくり歩いても15分程度です。
出雲大社参拝の作法はガイドブック等に記載されていますので、それらを参考にして参拝をしました。
その後、次の予定まで、まだ時間に余裕があったので,ご祈祷を申し込みました。ご祈祷自体は20分~30分との事でしたが、次のご祈祷の時間まで、待ち時間が約30分あり、集合時間になって、ご祈祷の場所の席に着いてから、実際のご祈祷が始まるまで20分程度待ち、ようやくご祈祷が始まりました。
ご祈祷自体は、20分弱で終わりましたが、ご祈祷を申し込んでから、終わるまで1時間10分も掛かり、予定していた12:21発の一畑電車に乗るため、大急ぎで駅に戻り、発車のベルが鳴る中を改札を通って、予定の電車に間に合いました。
ご祈祷を申し込む際は、実際にご祈祷が終わる予定時刻を確認した方が良いです。
- 出雲大社参拝後の過ごし方
出雲大社前駅から乗った一畑電車を雲州平田駅で降りて、事前に予約しておいた「割烹温泉ゆらり」の風呂付個室宴会プランを利用しました。
この温泉は、100%天然掛け流し温泉で、大浴場や、無料休憩所、食事処等があります。
我々は、まず温泉に入り汗を流してさっぱりした後、食事にしました。風呂の後のビールが美味かった。 個室の利用時間は2時間ですが、温泉でゆっくりし、ビールを飲みながら食事を楽しむ事が出来て、最高でした。
「割烹温泉ゆらり」で温泉、食事を楽しんだ後、再度 一畑電車に乗り、出雲市駅に向いました。
出雲市駅でみやげ物を買ったりして、18:55発のサンライズ出雲に乗車するまでの時間を過ごしました。
2日目の帰路(寝台特急サンライズ出雲) |
- 乗車前
従って、改札を通る前に、夕食、ビール等を購入してから改札を通ります。
(駅のホームには、売店はありません。自動販売機はありますが、ビール等のアルコール類はありません。)
- 乗車中
しばらくロビーで話して時間を過ごした後、自分の部屋に戻り、軽い夕食を食べ、横になりました。
部屋の明かりを全部消して真っ暗にすると、星空が奇麗に見え、特に北斗七星がはっきり確認できました。
夜は、熟睡はできませんでしたが、うつらうつらしているうちに、空が明るくなってきました。
部屋は、進行方向右側でしたので、朝、海に輝く日の光を拝めました。
翌日の朝 7:08に東京駅に到着し、今回の旅行は無事終了しました。
東京駅で、寝台特急を降りたとき、一緒に旅行した人が、「夜、よく眠れず 船酔いの感じがする。」と話していましたが、その時は私は、船酔い等の感じはありませんでした。 しかし、自宅に帰って椅子に座ると、体が揺れる感じが暫らく続きました。
サンライズ出雲のシングルを利用したのは、今回で2回目でしたが、前回は1階の部屋だったのに対して、今回は2階の部屋だったので、前回以上に揺れを感じたのかとも思います。
<<サンライズ出雲 出雲市駅にて>>

<<シングルの部屋 2階>>

<<翌日の朝 海の輝き(小田原付近の走行中)>>
